私のいきつけの美容室にはミニシアターが設置してある。
白い壁にプロジェクターで映すだけの簡単なものだが、オサレである。
サウンドはOFF。映像だけを楽しむ仕組みになっている。
ちょうどスクリーンの役目を果たす壁の向かいに、シャンプー台があり、髪を洗ってもらいながら映像が観られる、という仕組み。ちなみにこの美容室はシャンプー時、顔にタオルをかけるというシステムを導入していないため、うっかり変なこと(ってどんなこと)はできない。
先日そこで流されていたアニメーション映画に、私は心奪われた。
「ベルヴィル・ランデブー」。
主人公がツールドフランスを目指すとかいう自転車物語(らしい)。
クラシック音楽とは一見なんの関係もなさそうなこのアニメに、グレン・グールドが出ていたのである。
…いや、どこにもグレンという表示はなかったのだが、あれは確かに彼であった。
アニメの登場人物が、食卓でテレビを見ているシーン。
そのブラウン管の中にピアニストが映っていた。
低い椅子、猫背、交差し、舞う手と手、恍惚とした表情・・・
アニメ版グールドの姿を、私はしかと確認した。
だがしかし肝心の音は、サイレントモードのため聴こえなった。
そしてターバン頭になった私は、シャンプー台を後にすることに。
続きが気になる。ベルヴィル・ランデブー。

オフィシャルサイト、楽しいっすよ。 >>>http://www.klockworx.com/belleville/
白い壁にプロジェクターで映すだけの簡単なものだが、オサレである。
サウンドはOFF。映像だけを楽しむ仕組みになっている。
ちょうどスクリーンの役目を果たす壁の向かいに、シャンプー台があり、髪を洗ってもらいながら映像が観られる、という仕組み。ちなみにこの美容室はシャンプー時、顔にタオルをかけるというシステムを導入していないため、うっかり変なこと(ってどんなこと)はできない。
先日そこで流されていたアニメーション映画に、私は心奪われた。
「ベルヴィル・ランデブー」。
主人公がツールドフランスを目指すとかいう自転車物語(らしい)。
クラシック音楽とは一見なんの関係もなさそうなこのアニメに、グレン・グールドが出ていたのである。
…いや、どこにもグレンという表示はなかったのだが、あれは確かに彼であった。
アニメの登場人物が、食卓でテレビを見ているシーン。
そのブラウン管の中にピアニストが映っていた。
低い椅子、猫背、交差し、舞う手と手、恍惚とした表情・・・
アニメ版グールドの姿を、私はしかと確認した。
だがしかし肝心の音は、サイレントモードのため聴こえなった。
そしてターバン頭になった私は、シャンプー台を後にすることに。
続きが気になる。ベルヴィル・ランデブー。

オフィシャルサイト、楽しいっすよ。 >>>http://www.klockworx.com/belleville/
| 映画(+音楽)
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先日、2007年春に公開予定の映画、「神童」の試写会へ行ってきたのです。
以前話題にした12歳のピアニストが主人公の演奏吹き替えを担当している、
"本格クラシック映画"です。
原作の漫画(さそうあきら作)を読んでいなかったのですが、コミック色のそれほど強い作品ではないなぁ、と思いました(なんとなくですが)。落ち着いた時間の流れがあったので、ゆったり観られました。「クラシック音楽の世界」という、一般的な認識みたいなものが、如実に映像に表されていたようにも思います。他の音楽映画も参考にしたと書かれていましたが、印象的な絵もたくさんありました。(「戦場のピアニスト」そっくりシーンもある…)
「のだめ」のように突拍子もない感じがない分、主人公が弾いたことのないピアノコンチェルトを30分やそこらで暗譜して、オケと弾いちゃうあたりの「神童」ぶりが、逆に浮き出てくるというか。え、ほんとに?!みたいな個所も、いくつかありましたが…。
音楽大学の入学試験の様子など、個人的に鬼気迫るところもあり(自分の時を思い出した)、また、吹き替えでない本物のピアニストたち(清塚信也さん、三浦友理枝さん)が演奏しているシーンなどはやはり面白かったです。それに大学の友人・先輩がチラっと映っているところもあったりして。
クラシック音楽界に大波が寄せてきている今、観に行って損はしない映画だと思います。
あ、そうそう、唯一気になったのは、主人公・うたちゃんの大人っぽさですかね。
あれで13歳なんて・・・! 凹む。
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きょうは玉井夕海(たまい ゆうみ)さんのことをお話ししたいと思います。
彼女が脚本・主演・音楽を手がけた、天草を舞台にした映画「もんしぇん」が、この夏ついに公開されます。先週、芸大で先行上映会があり、私はひと足お先に見せていただきました。実は私、夕海さんとはお友達で(といっても随分お会いしていなかったのですが)、この映画の公開を首を長くして待っていたんです。

コチラで予告編が見れます。歌ってるのも夕海さんです。
8/19〜@東京国立博物館内映画館「一角座」にてロードショーだよ!
夕海さんは芸大の建築科を "映画を撮るために" 中退。ちょうどその直後くらいかな、私が当時お手伝いしていた自主映画制作の主演を夕海さんがされていたのがキッカケで知り合いました。そのロケの合間に自宅へお招きしたり、長野の山小屋で過ごしたり、短いけどとても濃い時間を一緒に過ごさせていただいたのでした。そんな中、夕海さんが話してきかせてくれた「もんしぇん」の話。その構想を抱いた10代の時のエピソードや、師匠・宮崎駿さんのこと*、それにキャスティングをどうするかetc.. 映画を作る、それも商業映画。そんな大それたことを実行に移している人が目の前にいる!!これは当時大学2年だった私にとって衝撃でした。
(*夕海さんは、映画『千と千尋の神隠し』でリン役をされていたんですよ!)
夕海さんの深い瞳の奥にある風景を、考えていることを、分けてもらっている私は幸運なやつだ。そんなメモが当時の日記に書かれていました。夕海さんも「この話をするの、5人目くらい」と言ってくれて嬉しかったなあ。しかも夕海さん、私の部屋のピアノで弾き語りもしてくれたり。「このひとは絶対に映画を完成するんだろうな」と確信したのを憶えています。
それから4年後の2006年6月末。
なにげなく学食の掲示板を見たら、なにやら雰囲気のあるポスターが。
何の催しかな?と近付いてみると、
「もんしぇん」
聞き覚えのあるこの言葉を見た瞬間、あーやっとできたんだな、ついに来たんだな。記憶が蘇ってきて、「夕海さんだ!」と気持ちが一気にヒートアップ。あのとき夕海さんを通して見せられたイメージが、リアルに再現されるんだ、と思うと居ても立ってもいられないような気持ちになりました。そして建築科が主催した上映会に行き作品を鑑賞、夕海さんに実に4年ぶりにお会いしたのでした。

(↑上映会後の懇親会、囲まれる夕海さん)
作品そのものについては、私がここで言うまでもなく、素晴らしいです。イメージとしては・・・そうだな、宮崎駿アニメを実写にすることができれば、それにちょっと近いものなんじゃないだろうか。ファンタジー、そんなひと言では片づけられないほど、不思議に魅かれる世界です。ぜひ、たくさんの人に見ていただきたい。私はお気に入りのシーンがあるのでそれを見に(あれは何とも言えないいいシーンだ)、また一角座へ行こうと思ってます。ちなみに映画の入場料は2000円ですが、私に一声かけてもらえると1500円の割引券がお渡しできます(直接私と会える方に限られてしまいますが・・・)。もんしぇん(=だから)、興味があったら連絡ください。
夕海さんは本当に素敵なひとです。
そして「夕海」は本名です。(ゆう・み)か(ゆ・うみ)かは自由らしいですが、映画を見たら(ゆ・うみ)のほうがしっくりくるような。「海」がキーワードの映画「もんしぇん」。夕海さんはこの映画を産みに、生まれてきたんじゃないか?そんな気さえします。
じゃあみんな、この夏は一角座(上野・芸大から徒歩5分くらい)へレッツゴーだ!!
●「もんしぇん」プレサイト
●玉井夕海さんのブログ
彼女が脚本・主演・音楽を手がけた、天草を舞台にした映画「もんしぇん」が、この夏ついに公開されます。先週、芸大で先行上映会があり、私はひと足お先に見せていただきました。実は私、夕海さんとはお友達で(といっても随分お会いしていなかったのですが)、この映画の公開を首を長くして待っていたんです。

コチラで予告編が見れます。歌ってるのも夕海さんです。
8/19〜@東京国立博物館内映画館「一角座」にてロードショーだよ!
夕海さんは芸大の建築科を "映画を撮るために" 中退。ちょうどその直後くらいかな、私が当時お手伝いしていた自主映画制作の主演を夕海さんがされていたのがキッカケで知り合いました。そのロケの合間に自宅へお招きしたり、長野の山小屋で過ごしたり、短いけどとても濃い時間を一緒に過ごさせていただいたのでした。そんな中、夕海さんが話してきかせてくれた「もんしぇん」の話。その構想を抱いた10代の時のエピソードや、師匠・宮崎駿さんのこと*、それにキャスティングをどうするかetc.. 映画を作る、それも商業映画。そんな大それたことを実行に移している人が目の前にいる!!これは当時大学2年だった私にとって衝撃でした。
(*夕海さんは、映画『千と千尋の神隠し』でリン役をされていたんですよ!)
夕海さんの深い瞳の奥にある風景を、考えていることを、分けてもらっている私は幸運なやつだ。そんなメモが当時の日記に書かれていました。夕海さんも「この話をするの、5人目くらい」と言ってくれて嬉しかったなあ。しかも夕海さん、私の部屋のピアノで弾き語りもしてくれたり。「このひとは絶対に映画を完成するんだろうな」と確信したのを憶えています。
それから4年後の2006年6月末。
なにげなく学食の掲示板を見たら、なにやら雰囲気のあるポスターが。
何の催しかな?と近付いてみると、
「もんしぇん」
聞き覚えのあるこの言葉を見た瞬間、あーやっとできたんだな、ついに来たんだな。記憶が蘇ってきて、「夕海さんだ!」と気持ちが一気にヒートアップ。あのとき夕海さんを通して見せられたイメージが、リアルに再現されるんだ、と思うと居ても立ってもいられないような気持ちになりました。そして建築科が主催した上映会に行き作品を鑑賞、夕海さんに実に4年ぶりにお会いしたのでした。

(↑上映会後の懇親会、囲まれる夕海さん)
作品そのものについては、私がここで言うまでもなく、素晴らしいです。イメージとしては・・・そうだな、宮崎駿アニメを実写にすることができれば、それにちょっと近いものなんじゃないだろうか。ファンタジー、そんなひと言では片づけられないほど、不思議に魅かれる世界です。ぜひ、たくさんの人に見ていただきたい。私はお気に入りのシーンがあるのでそれを見に(あれは何とも言えないいいシーンだ)、また一角座へ行こうと思ってます。ちなみに映画の入場料は2000円ですが、私に一声かけてもらえると1500円の割引券がお渡しできます(直接私と会える方に限られてしまいますが・・・)。もんしぇん(=だから)、興味があったら連絡ください。
夕海さんは本当に素敵なひとです。
そして「夕海」は本名です。(ゆう・み)か(ゆ・うみ)かは自由らしいですが、映画を見たら(ゆ・うみ)のほうがしっくりくるような。「海」がキーワードの映画「もんしぇん」。夕海さんはこの映画を産みに、生まれてきたんじゃないか?そんな気さえします。
じゃあみんな、この夏は一角座(上野・芸大から徒歩5分くらい)へレッツゴーだ!!
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●玉井夕海さんのブログ
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キル・ビルvol.1を観て「内容がない」などとコメントしましたが、私が間違ってました。タラちゃんごめん、謝ります。
vol.2を観て、その肉厚なストーリー展開に感動すら覚えてしまいました。タランティーノ作品に共通するナンセンス・ギャグはもちろんのこと、壮絶な格闘シーン、妙に人間臭い殺し屋などなど見所満載です。vol.2で完結するわけですが、ラストの決着の付け方なんてスゴイの一言です。vol.1はプロローグだったんですね。
連作になった映画の2作品目というのは大概1作品目に比べて面白くないのですが、キル・ビルは逆でした。まぁこの作品の場合、最初はひとつの映画として公開する予定だったのが、上映時間の長さを理由に分割してしまったものなんですけどね。キル・ビルをこれから観てみようという人には2本同時にレンタルすることをオススメします。サントラもやたらかっこいいので、改めて聴く機会があれば後日レビューを書きたいと思います。
*クエンティン・タランティーノ監督/2003年 アメリカ
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シャイン実在のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた物語。厳格な父親は、まだ幼いヘルフゴット少年にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番のレコードを聴かせる。デヴィッド、この曲を弾けるようになれ…!ガンコ親父の期待を背負い、名門音楽院に留学したヘルフゴットはピアノに没頭するあまり、精神異常をきたしてしまうのです。痛々しい…でも演奏会でラフマニノフの3番を演奏する彼の姿は神がかり的なものを感じます。何度も巻き戻して観てました。ピアノ好きなら観て損はない!ヘルフゴット本人が出演している演奏シーンもありますよ。ちなみに映画の後半で、彼がトランポリンでジャンプしているシーンで流れている声楽曲がとっても綺麗なんですが、題名がわからない。誰か教えて。
*スコット・ヒックス監督/1995年 オーストラリア
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ヘルフゴット(ピアノ)「シャイン」のモデルになったオーストラリア出身のピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットとコペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団による録音。映画の中でも使われているピアノ協奏曲第3番のスリリングで感動的な演奏。(微妙にオケとズレてますが気にしない。)ラフマ二ノフの協奏曲は2番が人気だけど、私は絶対3番を推します。98年だったか、ヘルフゴットが来日した時にこのピアノ協奏曲を聴きに行きましたが、やっぱり生も良かった。CDには他にラフマ二ノフの前奏曲とピアノ・ソナタ第2番が収録されてます。
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ホーム・アローン2クリスマス。家族でフロリダ旅行に行くはずだったのにひとりだけ飛行機を乗り間違えてNYに降り立ってしまった少年ケビン。そこで宿敵泥棒コンビと運命の再会!今度は空き家を舞台に前作にも増して壮絶な闘いが繰り広げられる…。雪のセントラルパーク、夢みたいなおもちゃ屋さん、そしてケビンとホームレスの女性との友情にほろっときます。クリスマスが近くなると観たくなる作品。ケビン役のマコーレ・カルキンがかわいい。 映画館にて鑑賞
*クリス・コロンバス監督/1992年 アメリカ
ホーム・アローン・クリスマス「ホーム・アローン」のオリジナル・サウンドトラック。最近ではバラエティ番組のBGMにも使われていたりで、映画を観ていなくてもクリスマス気分に浸れる曲がつまってます。All Alone On Christmas 、Carol Of The Bells なんかがおすすめ。こういうクリスマスソングが街に流れてたらいいのになあ。ここで視聴できます。
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戦場のピアニスト1939年、ナチスドイツがポーランドへ侵攻した時、生き残ったひとりのピアニストがいた…。実話を元にしていて、戦争映画としてだけでなく、音楽作品としても考える部分が多い作品。ナチスによる殺戮シーンなど、ショックな映像も多い。でもそういう事実を伝える戦争映画なら他にもあり、(「シンドラーのリスト」や「夜と霧」など)この作品独特の色合いはやっぱり音楽によるもの。ショパン好きにはたまらない。特にショパンに傾倒していなかった私も「アンスピやろう」と誓ったものです。エンドロールに流れる曲が「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」だったんですよ。 映画館にて鑑賞
*ロマン・ポランスキー監督/2002年 ポーランド=フランス合作
シュピルマン オリジナル・レコーディング 「戦場のピアニスト」のモデルとなった実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン(2000年没)によるオリジナル録音。ポーランド人の彼は1930年前半にベルリンに留学、クロイツァーとシュナーベルに師事、作曲はシュレーカーに学んだとのこと。ショパンの演奏も好きだけど、個人的にはバッハのシャコンヌの演奏が思いのほか良くて、ちょうどリサイタルのためにこの曲をさらっていた私には大いに参考になりました。シュナーベルの影響が出てるかもしれない。作曲のセンスもよくて、映画で観る以上に彼の音楽家像が明らかになる一枚。
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